音楽制作

新世代リバーブ、2CAudio Breeze 2を徹底解剖【レビュー】

はじめに Breeze 2は、2CAudio社からリリースされているプラグインリバーブだ(IRではなく、アルゴリズミックリバーブ)。同社の製品は、近年メキメキと頭角を現してきており、評価も軒並み高い。今回はこの製品について紐解いていきたい。 特徴 透明感のあ…

【無料】サブスクの音ネタサイト「Noiiz」の気前が良すぎるので紹介する

Noiizとは? Noiizは、音ネタをサブスクリプション形式で販売しているサイト。ラインナップ的には、「Samplephonics」というディベロッパーの素材が中心(というかSamplephonics主催のサイト)。 キック、スネア等のリズムサンプル パーカッション、ドラムの…

【DTM】作曲家が知っておきたい、制作環境へのお金のかけ方

音楽制作には、とにかくお金がかかる。 作曲をするだけなら安い電子ピアノで問題はない。しかし、現代の作曲家は「デモ音源」を求められるケースがほとんど。打ち込み、レコーディング、ミキシングなどの作業も行う必要がある。 これらの作業を行うために必…

EDM向けシンセ、LennarDigital Sylenth1を徹底解剖【レビュー】

はじめに LennarDigital Sylenth1は、昨今のEDM系の音楽でよく使われている、人気の高い定番のソフトシンセだ。基本的なシンセ波形をフィルターに通して音作りをするタイプの、いわゆるアナログシンセの音が出るソフトシンセとなっている。 使い勝手が良く、…

【上もの編】ポップスのアレンジ/編曲のアイディアを楽器別にまとめてみる

前回は4リズムの楽器について、アレンジのアイディアをまとめた。今回はシンセ、オルガン、ストリングス、ブラス、オーケストラ系楽器、パーカッション。「上もの」と呼ばれる類の楽器について記事を書く。今回も前回同様、各楽器の音色と奏法をまとめること…

【4リズム編】ポップスのアレンジ/編曲のアイディアを楽器別にまとめてみる

ポップスにはあらゆるジャンルの音楽のエッセンスが取り込まれている。聴きやすい音楽性とは対象的に、実はアレンジの難易度はかなり高い。 そこで、これから2回に渡って、各楽器ごとに定番の奏法をまとめて、アレンジの助けになるような記事を書いてみるこ…

【教則本】作曲・編曲・DTMに役立つ、おすすめの本11冊

この記事にたどり着いた人の中には、ふだん音楽制作の情報をネットで収集している人も多いかも知れない。しかし、インターネット上の情報は玉石混淆。鮮度の高い情報が入るというメリットはあるにせよ、時間を無駄にするリスクと常に隣り合わせだ。 音楽の本…

宅録に必須!リフレクションフィルターを比較調査

リフレクションフィルターについて そもそもマイクで良い音を録音するには、それなりの良い空間が必要。レコーディングスタジオは音響特性を考えて設計されているので、部屋の響きそのものが、録音に適した状態になっているのだ。 対して、普通の部屋は音響…

【DAW】音圧を上げるテクニックをまとめてみる

はじめに DAWで音楽を作っている人で、市販の曲と比べて迫力や音圧が足りないと感じている人は多いだろう。かつて僕自身も、このことに長らく悩んでいた。音圧は実に奥深い問題だ。「音が大きい方が、音楽が良く聴こえる」。人間の耳はそんな性質を持ってい…

【DAW】OS再インストール時のメモ~ その3:効率の良いソフトシンセの再インストール方法

※2017年12月4日 一部項目を加筆修正 はじめに OSクリーンインストールの覚え書きも今回で最後。その1ではアクティベーション解除が必要なソフトシンセについて紹介した。その2ではDAW向けのWindowsの設定方法について解説した。 【DAW】OS再インストール時の…

【DAW】OS再インストール時のメモ~その2:WindowsをDAW仕様にカスタマイズ

はじめに 前回の記事では、「OSをクリーンインストールするときは、事前にソフトシンセのアクティベーションを解除しましょう」という話をした。 今回はWindowsの環境設定をDAW向けに調整する方法について紹介する。WindowsはMacと違ってカスタマイズできる…

【DAW】OS再インストール時のメモ~その1:アクティベーション解除

※2017年12月4日 一部項目を加筆修正 はじめに 先日PCのシステムドライブをSSDに換装し、DAW環境の再インストールを行った。 DAWやプラグイン一式をインストールするのは非常に手間がかかる。クリエイターにとってはあまり頻繁に行いたい作業ではないが、それ…

ポップスに最適なストリングス音源「Vienna Chamber Strings」を徹底解剖(デモ音源あり)

はじめに 「Vienna Chamber Strings」は、Vienna Symphonic Library(以下VSL)より発売されている小編成のストリングス音源だ。 VSLはオーケストラ音源メーカーの先駆者的な存在。これまでに数多くのオーケストラ楽器の音源をリリースしてきている。プロの作…

DAW作業に必須!モニターコントローラーを比較調査してみた

はじめに 皆さんはDAWで音楽制作をする際、モニター音量の調節はどのように行っているだろうか。 オーディオインターフェイスの出力端子から直接モニタースピーカーに接続し、スピーカー本体のボリュームやパソコン上で音量調節をしている人もいるかもしれな…

Cubaseでオススメの環境設定方法

今回はCubaseの環境設定等の項目で、オススメのセッティングを紹介してみる。 ※参考に挙げているマニュアルのページ数は、Cubase8のものです。 ASIO レイテンシー補完をデフォルトで有効 どんなソフトシンセでも、CPU演算という処理が挟まれる以上「レイテン…

【Tips】Cubaseの実践的な使い方を15個紹介

はじめに Cubaseには1500ページを超える膨大な分量のPDFマニュアルが付属している。PDFファイルという性質上検索も可能なため、「わからないときに調べる」というスタンスでも特別困ることはない。 しかし、マニュアルの中には未知のテクニックが眠っている…

【DAW】作業効率が格段にアップ!音ネタ管理術

はじめに 音ネタの整理、していますか? ダンスミュージックで使うような、キックやスネア。カスタネットやウィンドチャイムなどのパーカッション。ノイズのスウィープ音などのSE(効果音)。 こういった、いわゆる「音ネタ」は、1つのサンプリングCD(サン…

Cubaseをさらに使いこなすためのショートカットキー(上級者向け)

はじめに Cubaseのショートカットキーについては今までにも2回ほど紹介してきた。 今回は上級者向けということで、僕が普段使っているオリジナルのショートカットキーについて紹介する。 オリジナルのショートカットキーを考える際のポイント なるべく左手だ…

歌ものポップスの制作で役に立つ、おすすめのプラグインエフェクト18選

ポップスやロック等、ポピュラー音楽全般を対象としている。僕が2017年1月現在、実際に制作で使用しているプラグインでおすすめできるものを紹介していく。 EQ編 僕は基本的に、次のようなイメージでEQを使っている。 アナログ系EQ → 帯域をブーストしたり、…

最強のベース音源、Trilianを徹底解剖(デモ音源あり)

はじめに TrilianはSpectrasonics社からリリースされているベース音源だ。 前身のベース音源Trilogyも評価が高かったが、Trilianはそれを更にパワーアップさせたものとなっている。2009年の発売以来、定番ベース音源として確かな地位を確立してきた。現在も…

歌ものポップスの制作で役に立つ、おすすめのソフトシンセ・ソフト音源16選

広い意味で「歌ものポップス」の制作を想定している。生音系の曲はもちろん、ロックやダンス寄りの曲でも対応可能だ。 僕が実際に音楽制作でよく使っているソフトシンセやソフト音源で、おすすめできるものを紹介していく。 ※ギターはやはり生録音がベストな…

作曲家・アレンジャーがDAWで効率よく作業するためのテクニック集 10

プロの作曲家やアレンジャーは、アマチュアと比べて作品を完成させるスピードが速い。もちろん良い作品を生み出すためには、試行錯誤の時間は必要。しかし締め切りがある場合は、そちらを優先しなくてはならない。 極端に急ぎの案件だと、例えば24時間以内に…

RME TotalMix FXの使い方を、5つの具体例を挙げつつ解説してみる

※2018年3月10日 記事の書き直し&画像更新しました。 TotalMix FXは、RMEのオーディオインターフェイスに付属するミキサーソフトだ。 オーディオインターフェイスに入力される音 PC内部で再生される音 これらの音声信号を自由自在にコントロールし、好きな出…

Cubaseで覚えておきたいショートカットキー(中級者向け)

※2018年9月16日 画像追加(GIFアニメ)。 今回はCubaseの中級者向けショートカットキーを紹介する。以前の記事で書いた初級者向けのショートカットキーをマスターしていない人は、先にそちらを習得することをお勧めする。 ※Macの人はCtrl → Commandと読み替…

Cubaseで絶対に覚えておきたいショートカットキー(初級者向け)

Cubaseのショートカットキーを紹介。覚えておくと必ず役に立つものを厳選しています。