2018-01-01から1年間の記事一覧
はじめに Breeze 2は、2CAudio社からリリースされているプラグインリバーブだ(IRではなく、アルゴリズミックリバーブ)。同社の製品は、近年メキメキと頭角を現してきており、評価も軒並み高い。今回はこの製品について紐解いていきたい。 はじめに 特徴 透…
Noiizとは? Noiizは、音ネタをサブスクリプション形式で販売しているサイト。ラインナップ的には、「Samplephonics」というディベロッパーの素材が中心(というかSamplephonics主催のサイト)。 キック、スネア等のリズムサンプル パーカッション、ドラムの…
機材の導入・使い方 1 アマチュアは、セール品を買う。 プロは、必要なものを買う。たとえセールが開催されていても、必要なければ買わない。 2 アマチュアは、(広告向けに執筆されることも多々ある)レビュー記事を頼りに製品を評価する。 プロは自分の耳…
はじめに わずか数週間程度だが、昔、大学の軽音楽部に体験入部していたことがある。そのときに違和感を覚えた経験について、本題に入る前に語っておきたい。 その軽音楽部では「音が良いこと(≒高価な楽器を使っていること)」が、「演奏が良いこと」以上に…
音楽制作には、とにかくお金がかかる。 作曲をするだけなら安い電子ピアノで問題はない。しかし、現代の作曲家は「デモ音源」を求められるケースがほとんど。打ち込み、レコーディング、ミキシングなどの作業も行う必要がある。 これらの作業を行うために必…
※当記事は、一部の方のみに役立つような備忘録的な内容となっています。 トラブルの概要 先日PCを新調した。Core i7、6コア12スレッドの高性能なマシンだ。OSもWindows7からWindows10にアップグレードした。これで制作も捗るはず!と思っていたところ、Cubas…
はじめに LennarDigital Sylenth1は、昨今のEDM系の音楽でよく使われている、人気の高い定番のソフトシンセだ。基本的なシンセ波形をフィルターに通して音作りをするタイプの、いわゆるアナログシンセの音が出るソフトシンセとなっている。 使い勝手が良く、…
はじめに 前回は4リズムの楽器について、アレンジのアイディアをまとめた。今回はシンセ、オルガン、ストリングス、ブラス、オーケストラ系楽器、パーカッション。「上もの」と呼ばれる類の楽器について記事を書く。今回も前回同様、各楽器の音色と奏法をま…
はじめに ポップスにはあらゆるジャンルの音楽のエッセンスが取り込まれている。聴きやすい音楽性とは対象的に、実はアレンジの難易度はかなり高い。 そこで、これから2回に渡って、各楽器ごとに定番の奏法をまとめて、アレンジの助けになるような記事を書い…
この記事にたどり着いた人の中には、ふだん音楽制作の情報をネットで収集している人も多いかも知れない。しかし、インターネット上の情報は玉石混淆。鮮度の高い情報が入るというメリットはあるにせよ、時間を無駄にするリスクと常に隣り合わせだ。 音楽の本…
はじめに このブログでは、コード進行の分析記事をいくつか書いてきた。 それらの記事のコード進行は、どれも耳コピで採譜している。僕は音楽を始めたばかりのころは全く耳コピはできなかったが、今ではどんな曲でもコードを聴き取れるようになった。 数年~…
※ダイアトニックコードの一覧は記事の後半に掲載しています。基本的な解説が不要な人は、前半を読み飛ばしてください。→ 読み飛ばす! ダイアトニックコードとは? ダイアトニックコードの分類 3和音と4和音 4和音のコードネームを3和音に変換する時のルール…
リフレクションフィルターについて そもそもマイクで良い音を録音するには、それなりの良い空間が必要。レコーディングスタジオは音響特性を考えて設計されているので、部屋の響きそのものが、録音に適した状態になっているのだ。 対して、普通の部屋は音響…
はじめに 洋楽・邦楽問わず、ここ最近では流行歌の間奏でギターソロを耳にすることが少ない。そもそも最近の音楽ではギターソロが求められていない。そんな事情も理解できる。 しかし、ギターソロはギタリストのロマンだ。忘れてはいけない大切な音楽的要素…